尼崎選手権　名シーン⑤最終回

最終回は男子リレー。

夏の阪神選手権でチーム記録更新し８位に入った鳩印男子リレー。
今回の狙いは大きく３位入賞。
１００m・２００mの予選・決勝と走る予定のロッキー・サッキーの負担軽減のため、予選は彼ら２人温存してオッサンだけで突破したいところでしたがシュミレーションすると難しいことが判明。

２人に予選から走ることをオファーすると、「全力では走れないけど予選から走ります」との回答。
なるべく負担のかからな走順をと２走ロッキー３走サッキーで提案も、エース・ロッキーより「オレにアンカーやらせろ」との逆提案あり、予選はウナギイヌ→ウルフ→サッキー→ロッキーで臨むことに。
なるべく余力残して予選突破したいところ。

→４X１００mR予選　動画　クリック←

なんとか踏ん張る１走ウナギイヌ

２走ウルフから３走サッキーへのバトンパス

ウナギ→ウルフでもそこそこ対抗出来ると見てたのですが、学生選手との走力の差や素人中年間でのバトンパスのマズさなども相まって、サッキーのスタート時点でブッチ切りのドベに。
見てる側からしても、さすがにマズいかもしれん、と思わせる程の差を空けられてしまってました。

懸命に追い込む３走サッキー

さすがの走りでドベ２との差をゼロまで持っていくも、決勝進出へ向けまだまだヤバい距離が残る。

伸びる伸びる大きなストライドで追い込むアンカー：ロッキー

結局、サッキー＆ロッキーに全力疾走させてしまい、組３位（全体でも３位）で決勝進出。
冷や冷やモンのレースでしたが、タイムは従来のチーム記録を大きく更新。

今季最終戦、最終種目のリレー決勝。
予選の反省踏まえ、ロッキー＆サッキーを定位置の１走２走にしウナギを３走、１００mレースで故障のISAに替わりチーム最年長５６歳の草オヤジにアンカーを任せる布陣に。
→４X１００mR決勝　動画　クリック←

ロッキーの１走は格が違う。「めっちゃ、はやぃ～」と他チーム応援する女子高生のため息のような声が動画から聞き取れます。

さらに２走サッキーでブッチ切りのトップに。これぞ、鳩印得意の先行逃げ切り戦法。ここまで安心して見てられます。
「粘れ粘れ、いけるぞ～。粘れ粘れ～」の声援の下、３走ウナギ逃げる。貯金ほぼなくすも健闘の走り。
アンカー草オヤジ、他チームエース級２名に抜かれるも、粘りに粘り　３位ゴール！
鳩印応援団一同、めっちゃ盛り上がり、選手一同も見事声援に応えてくれました。

４００mで自己ベスト１分切り果たすなど、この日３レース目を見事入賞で飾ったアンカー：草オヤジ

実力差の大きいチームながら、全く手を抜くことなく走り抜いてくれたロッキー＆サッキーに感謝。
ウルフ・草オヤジ・ISAは京スポ壮年１００mで予選突破して決勝レース走ったことありますが、まだ３０代のウナギ主将にとっては予選突破しての決勝レースは初の経験になりました。

この１年、鳩印短距離の歴史に革命を起こしてくれた元実業団選手２人のためにも、来年のリレーカーニバルにはエントリーしたいです。

来季、我々鳩印でいっしょにやりたい選手、連絡お待ちしてます。
皆さま、ありがとうございました。