おはようございます。
今日は記録会なのに最近生活が不規則なせいで全身が重く、憂鬱なサンタロウです
先日トパンガさんと話していて、より多くの人にブログを見てもらうために県内でも5本の指に入る長距離マニアの私が練習理論などの紹介をするというアイデアが出ました。これから週1回程度書きたいと思いますが、ご意見などあれば伝えてください。
まず今回のテーマはタイトルにある通りスピードorスタミナ?です。一般的に市民ランナーが速くなるためにすることといえばなんでしょうか。そうです「走り込み」ですね。
しかし、最近?の理論では我々のようにマラソンだけでなくトラックでも上を目指す者はそれだけではダメということが言われています。人間には遅筋と速筋がありますが、このうち遅筋は持久力はあるけど力は弱い。速筋は力は強いけど持久力はないとされています。長距離ランナーは持久力という部分に着目して遅筋を鍛えるために走り込みをするのですが、それだけでは限界があります。私がネットで漁った知識によるとどうも5000m16分台に乗るぐらいまでは遅筋強化で行けるらしいですが、それ以上は速筋が不可欠になります。
さて、実はこの速筋、鍛えれば持久力が増していくということがわかっています(遅筋は鍛えてもパワーは発達しないらしい)。なので速筋を鍛えて行けばパワーを発揮しつつ持久力もあるという理想の脚が作れます。
ただ、速筋を鍛えるにはもちろん速筋を使わなければいけないのでなかなか難しいです。具体的な練習としては200×10などが挙げられます。この時大事なのはつなぎのジョグを速くすることではなく、疾走区間のペースを上げることです。そうしないと速筋が鍛えられません。むしろつなぎはウォークでも良いらしいです。
この練習は速筋を鍛えると同時にフォーム改良の意味もあるので走り方も意識します。他には300×7なども良いと思います。フルマラソンやハーフマラソンになるとまた違うと思うのですが、10000mぐらいまではこういったショートインターバルを自分の「土台」を作るために定期的に取り入れていく必要があるでしょう。(私も月2回ぐらいしかできていませんが)
一般的に実施されることが多い1000×5などのインターバルはショートで動きを固めてから行うのが良いと思います。この練習はスピードを鍛えるというよりも「試合で力を発揮する」という意味合いの方が強いように思うからです。
やや題名からずれてしまいましたが、今回はこのあたりにしておきたいと思います。