今年55回大会であった尼崎選手権。

プログラムの正式名称を見ると、尼崎市陸上競技選手権大会兼加盟クラブ対抗陸上競技大会(尼崎市体育協会会長杯・尼崎市長旗大会・マスターズ大会)、となってます。

神戸市民大会でも男子100mで30代・40代レースがあるのですが(京都スポ祭でも壮年男子100m・1500m・5000mがある)、走・跳・投の全分野かつ男女でマスターズ種目が設けられてる大会は貴重です。

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出場全7選手中5選手が鳩印です。
尼崎選手権3-1
わかりにくいですが、2コース:タイガー、4:カッツン、5:ウルフ、7:草オヤジ、8:ISA

鳩印以外では、前年覇者で12秒5台の大会記録保持者S田選手が中心になると予想も今年のベスト13秒台、タイモスポーツのOスギ選手は久しぶりの100mで未知数。誰が勝ってもおかしくない感じでした。

途中ISAが転倒も、混戦の中トップとの差わずか0.01秒でウルフが2位に、S田選手かわして草オヤジが3位にそれぞれ入賞しました。

再来年にはウナギ・KYO・GESSYの3名がこのレースへの参加資格が発生します。ますます楽しくなりそうです。
尼崎選手権3-2
男子選手に混じり、スタンドの声援に手を挙げるカッツン

当初女子は別レースで組まれてましたが、1人で走るか男子といっしょに走るかの選択で、勇敢に男子と同走を選んだカッツン。

端レーンで走らせあげれば良かったものの、キングヨネ欠場で空レーンになってたど真ん中4レーンに配置。
まったくビクともせず出走した肝っ玉ぶりに今後の飛躍も期待されます。
カッツン、マスターズ女子100m優勝です。

数年前までは、マスターズ種目エントリーは男子の鳩印選手のみって状態で今後種目廃止されるのじゃないかって不安がありました。

数年間鳩印男子が出続けたのもあり他チームからのエントリーも増え、今回は男子4種目で7選手延べ13種目(うち鳩印5選手9種目)女子4種目で4選手延べ7種目(うち鳩印3選手6種目)ありました。

実際問題として、S田選手の奥さんも走幅跳やってるそうですが「学生選手に混じって1人で出るのは嫌」ということでエントリー回避したらしいです。出てみたい願望ある中年層選手は多くいるようですが、なかなか踏ん切りがつかないようです。そんなこと気にせず、出続ける鳩印選手陣により、より多くの方が参加してくれたら嬉しいです。

尼崎選手権3-3
一般女子決勝と同走しマスターズ女子1500m優勝した あっちゃん

尼崎選手権3-4
同じく走幅跳優勝のヴィヴィアン

男子マスターズ砲丸投のISAは5年間出場1名で出続けてます。
これからも尼崎選手権マスターズ部門が廃止されないことを願ってます。